ホームページを作り失敗してから戦略の必要性に気づく!?2021年01月07日
青森県八戸拠点、コンセプト作りから関わるエフディークリエイト沼田 薫です。
ホームページのご依頼。
こんなデザインにしたい、ひとまず作りたいという声をまだまだ耳にすることが多いです。
そう思っている方の場合そもそもホームページを作ったらどうなると思っているのか?
ということに遡ってみると、
・見た目がかっこいいと注目され売上に繋がる
・ホームページを作るだけで売上が上がる
と考えているのでは?と思います。
現実はそんなに簡単ではありません。
Jesse James Garrett氏 著書ウェブ戦略としての「ユーザーエクスペリエンス」という有名な本から一部抜粋させていただくと、ユーザー(閲覧者)体験の商品を作るための概念としては、大きく5つの段階に分かれます。
ユーザー体験の5段階モデル
・表層
・骨格
・構造
・要件
・戦略
これらに当てはめるとひとまず作りたいという部分は、【表層】の見た目部分を整えているだけで軸である【戦略】には全く触れていないということがわかります。
戦略とは方向性。
方向性が定まらないと、要件(仕様や中身)が定まらない。
要件が定まらないと、構造(仕様や中身の全体の組み合わせ)が定まらない。
構造が定まらないと、骨格(各エリアの設計図)が定まらない。
骨格が定まらないと表層(デザイン)が定まらない。
見た目はあくまでも表層の部分で、根本的な部分がぐらついていたらユーザー体験の向上へ繋がりにくく、
あれ?せっかくホームページを作ったのにおかしいな?
ということになりかねないのです。
自身の棚卸しをした上で、
大切なのは誰に向けて、どういうアプローチが必要なのか?
戦略を決め、動き出すことが大切。
改めて根本を意識してもらえると嬉しいなと思います^^
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